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J-GLOBAL ID：201202217794109784   整理番号：12A0522276

プロセス研究と開発におけるグリーンケミストリーの重要性

The importance of Green Chemistry in Process Research and Development

著者 (1件)： DUNN Peter J. (Pfizer Worldwide Res. and Dev., Kent, GBR)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 41  号： 4  ページ： 1452-1461  発行年： 2012年02月21日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,化学者と化学技術者には一層グリーンで一層持続可能な化学プロセスを生み出す一層大きな社会的期待があり,この傾向は次世代の数10年にわたって成長し続けるように見える。ここで,グリーンケミストリーまたは持続可能な化学とは米国環境保護庁が「有害物質の使用の削減または除去をする化学製品の設計」として定義している。この教育的レビューはGlaxoSmithKline(GSK)溶媒選択指針及びPfizer溶媒選択指針のような溶媒と溶媒選択,基本的環境メトリックス収集(原子経済,環境因子(E因子)及びプロセス質量強度)と三種類の工業事例の歴史に関する情報を与えた。三種類の事例すべては酵素化学が係わっている。リパーゼに基づく分解を用いプレガバリン(Lyrica)を産生し,プレガバリンを製造する四種類の製造段階すべてが水中で行なわれるという点で極めて異常である。シタグリプチン(Januvia)は最終化学段階にトランスアミナーゼを使用する。ロスバスタチン(Crestor)中間体は二個の炭素-炭素結合と二個のカイラル中心が同じ工程段階で形成されるデオキシリボースアルドラーゼ酵素を用い産生する。

シソーラス用語： *プロセス開発 ,  *グリーンケミストリー ,  有害物質 ,  米国環境保護庁 ,  評価基準 ,  *有機溶媒 ,  *酵素利用反応 ,  リパーゼ ,  トランスアミナーゼ ,  アルドラーゼ ,  HMG-CoAレダクターゼ阻害剤 ,  血糖降下薬 ,  神経系疾患 ,  GABA拮抗薬 ,  技術展望 ,  2型糖尿病 ,  中枢神経系作用薬
準シソーラス用語： インシュリン非依存性糖尿病 ,  グリーン溶媒 ,  メトリックス ,  化学製品 ,  環境因子 ,  持続可能な化学 ,  糖尿病治療薬 ,  事例紹介

分類 (3件)： 化学一般その他  (CA01060X) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  薬物の合成  (GV01030F)

物質索引 (3件)： シタグリプチン ,  プレガバリン ,  ロスバスタチン

タイトルに関連する用語 (5件)： プロセス ,  研究 ,  開発 ,  グリーンケミストリー ,  重要性