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J-GLOBAL ID:201202217819418990   整理番号:12A0199269

胆嚢癌の,アネキシンA3の発現と重要性に特別な参照がある,プロテオミックス研究

Proteomic study of gallbladder cancer, with special reference on the expression and significance of anneln A3
著者 (5件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 382-386  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2323A  ISSN: 0529-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】ヒト胆嚢癌と良性の胆嚢組織で発現されるプロテオームを分析して比較することによって,胆嚢癌の診断と治療の潜在的分子目標を調査する。【方法】発現された蛋白質を,二次元ゲル電気泳動を使用して分析した。腫瘍での差別的に発現された蛋白質も質量分析(MS)によって分析した。アネキシンA3発現を,50例の胆嚢癌患者と38例の慢性胆嚢炎からのパラフィン包埋組織切片でストレプトアビジンペルオキシダーゼ免疫組織化学法によって調べた。【結果】各タイプの組織の個々の検体の蛋白質抽出物を,二次元ゲルで分離した。胆嚢癌の組織標本に46の差別的に発現された蛋白質があった。17の蛋白質をMSによって特定することができて,その中で9つの蛋白質が腫瘍で過剰発現されて,その他の8つの蛋白質は過小発現された。胆嚢癌でのアネキシンA3の陽性発現率は慢性胆嚢炎でのそれより有意に高くて,その差は統計学的に有意だった(74.0%対21.1%,P<0.01)。胆嚢癌で,アネキシンA3と年齢,性または組織学的型の間に相関は得られなかった(P>0.05)が,アネキシンA3の過剰発現は組織学的等級づけが低い症例(40.0%対82.5%,P<0.05),リンパ節または遠隔転移症例(40.9%対100%,P<0.05),または術後生存期間がより短い症例(50.0%対93.8%,P<0.05)と有意に相関した。【結論】蛋白質発現における有意の相違が胆嚢癌と良性の胆嚢組織の間に存在する。アネキシンA3は,ヒト胆嚢癌の開始と進行において重要な役割を果たす。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう 

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