抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
工学院大学におけるキャリア教育の取り組みを紹介しながら,1)キャリア教育の現状の把握・認識,2)現在構築中のキャリア教育プログラムに期待される効果の確認,3)キャリア教育プログラムの今後の課題などについて論述した。1)では,就職活動の時期になっても就職に対する意識を持たない学生が少なからず存在する現状を改善するために,就職支援を低学年からの体系的なキャリア教育に大学全体の問題として取り組む必要性と方策の検討について述べた。2)では,キャリア教育を専門教育や教養教育と有機的に結びついたキャリア教育プログラムに構築する基本方針と,この実現に向けての正課内外を通じた就業力育成プログラムと「就業力ポイント制度」,「就業力ポートフォリオシステム(電子媒体))」と「キャリアデザインノート(紙媒体)」について述べた。3)では,就業力を構成する能力を示す指標の妥当性の評価と見直し,「キャリアデザインノート」と「就業力ポートフォリオシステム」の活用・運用について検討した。