文献

J-GLOBAL ID：201202217863081161   整理番号：12A0809058

B IIにおけるコア励起状態の崩壊過程に関する理論研究

Theoretical study on decay processes of the core-excited states in BII

著者 (5件)： SANG Cuicui (Dep. of Physics, Beijing Inst. of Technol., Beijing 100081, CHN) ,  SANG Cuicui (Dep. of Physics, Qinghai Normal Univ., Xining 810001, CHN) ,  ZHUO Lin (The First Res. Inst. of Ministry of Public Security, Beijing 100048, CHN) ,  GOU Bingcong (Dep. of Physics, Beijing Inst. of Technol., Beijing 100081, CHN) ,  WANG Feng (Dep. of Physics, Beijing Inst. of Technol., Beijing 100081, CHN)
資料名： Journal of Quantitative Spectroscopy & Radiative Transfer  (Journal of Quantitative Spectroscopy & Radiative Transfer)
巻： 113  号： 13  ページ： 1656-1661  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： H0072A  ISSN： 0022-4073  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： B IIにおけるコア励起状態1s(2l)ⁿ(2l′)^m(n+m=3)について,波動関数,エネルギー,放射崩壊確率および無放射(Auger)崩壊速度を,相対論的多重配置Dirac-Fock法を用いて計算した。著者らは,電子相関効果が,B IIにおける価電子-価電子相関および内殻電子-価電子相関の両方に対して非常に重要であることを見出した。また,上記計算において,価電子-価電子相関および内殻電子-価電子相関の両方を考慮する必要があることを見出した。五重項1s2p^{3 5}S₂状態および1s2s2p^{2 5}P₁,⁵P₂,⁵P₃状態のAuger崩壊速度は,他の状態と比べて遥かに小さいこと,このことは,これらの状態が,他の状態よりも安定であることを意味すること,を記した。著者らの結果は,さらなる実験研究に対する理論支持を与えることを指摘した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ホウ素 ,  *コア励起 ,  Dirac-Fock法 ,  量子論 ,  相対論的効果 ,  波動関数 ,  エネルギー ,  *放射崩壊 ,  無放射遷移 ,  Auger効果 ,  *電子相関 ,  価電子 ,  内殻電子 ,  多重項
準シソーラス用語： 五重項 ,  相対論的量子力学

分類 (1件)： 原子の電子構造  (BH02010V)

タイトルに関連する用語 (5件)： コア ,  励起状態 ,  崩壊過程 ,  理論 ,  研究