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J-GLOBAL ID：201202217884874064   整理番号：12A1158533

持続的な抗生物質放出を有する粘土ナノチューブ/ポリ(メタクリル酸メチル)骨セメント複合材料

Clay Nanotube/Poly(methyl methacrylate) Bone Cement Composites with Sustained Antibiotic Release

著者 (5件)： WEI Wenbo (Louisiana Tech Univ., LA, USA) ,  ABDULLAYEV Elshad (Louisiana Tech Univ., LA, USA) ,  HOLLISTER Anne (Louisiana State Univ., LA, USA) ,  MILLS David (Louisiana Tech Univ., LA, USA) ,  LVOV Yuri M. (Louisiana Tech Univ., LA, USA)
資料名： Macromolecular Materials and Engineering  (Macromolecular Materials and Engineering)
巻： 297  号： 7  ページ： 645-653  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： D0557A  ISSN： 1438-7492  CODEN： MMENFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 股関節や膝関節置換術に広く使用されている予防的抗生物質と混合した整形外科用ポリメタクリル酸メチル(PMMA)骨セメントにおける構造的改善と抗生物質の放出の制御の必要性から研究した。粘土(ハロイサイト)ナノチューブに抗生物質硫酸ゲンタマイシンを充填し,セメントを5~8重量%のナノチューブでドープした。ハロイサイトナノチューブはセメント単量体から薬物を分離し,抗生物質の徐放のためのナノ容器として作用することが分かった。PMMAセメントに混合したゲンタマイシン充填粘土ナノチューブは持続放出が可能で,セメントの亀裂で放出は増した。PMMA/ハロイサイト/ゲンタマイシン複合材料の引張強さは骨への純粋なセメントと比べて低下せず,その接着性は顕著に増した。また,これらのナノ複合材料は大腸菌や黄色ぶどう球菌などに対して抗細菌作用を示すことが分かった。

シソーラス用語： ポリメタクリル酸メチル ,  *骨セメント ,  粘土 ,  ナノチューブ ,  *ハロイサイト ,  *ゲンタマイシン ,  持続性作用 ,  薬物放出 ,  ナノ複合材料 ,  微細構造 ,  引張強さ ,  曲げ強さ ,  接着強さ ,  抗細菌作用
準シソーラス用語： 硫酸ゲンタマイシン

分類 (2件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 抗生物質 ,  放出 ,  粘土 ,  ナノチューブ ,  メタクリル酸メチル ,  骨セメント ,  複合材料