文献
J-GLOBAL ID:201202217904379596   整理番号:12A0808404

半不毛草地における土地利用変化による土壌有機炭素損失

Soil organic carbon losses due to land use change in a semiarid grassland
著者 (7件):
資料名:
巻: 355  号: 1-2  ページ: 299-309  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: H0060A  ISSN: 0032-079X  CODEN: PLSOA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
半不毛草地における土壌有機炭素(OC)に及ぼす土地利用変化の影響についての知識は,生態系C隔離を予測し,炭素循環の理解のために重要である。本研究の目的は,(1)半乾燥地域における団粒関係ストックと団粒関係OC濃度,団粒粒度分布に及ぼす土地利用変化の影響を調査し,(2)全体の土壌OCの変化に対する団粒画分の変化を関係付けることであった。農地及び灌木地区画は,1982年における半不毛草地地域で構築した。本研究は,27年後に隣接草地,農地及び灌木区画から土壌試料を収集し,大集塊,微細凝集塊及びシルト+粘土画分におけるOC濃度を測定した。全土壌OC濃度及びストックは,草地を農地又は灌木地に変換した後に有意に低下した。土壌微生物バイオマス炭素,根現存量及び根炭素も減少した。大集塊画分における土壌の割合は農地又は灌木地への変換後に減少した。大集塊関連のOC資源量の減少は,草地が農地に変わったときに起きたOC損失の半分以上を占めた。大集塊関連OC資源量の減少は,農地への変換の後の大集塊化及び大集塊関連OC濃度の両方の減少に起因した。対照的に,微細凝集塊関連のOC資源量の減少は ,草地が灌木地に変換したときのOC損失の半分以上を占めた。微細凝集塊関連OC資源量の低下は灌木地に変換した後の微細凝集塊関連のOC濃度の減少に起因した。土地利用変化によって土壌OC資源量に有意に減少した。農地土壌への変換は大集塊関連のOC資源量に大きな減少をもたらしたが,灌木地への変換は微細凝集塊関連のOC資源量の大きな減少を生じた。半不毛草地における土地利用の変化で草地土壌が大気のCO2の発生源となった。したがって,この危険性を回避するために特別な注意をとる必要がある。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌化学  ,  飼料作物,草地 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る