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J-GLOBAL ID:201202217927801791   整理番号:12A1660331

健常者の乳製品摂取後の血液細胞のトランスクリプトミクス

Postprandial blood cell transcriptomics in response to the ingestion of dairy products by healthy individuals
著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号: 12  ページ: 1701-1715  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この介入試験の目的は,牛乳の単回摂取後のヒト血液細胞におけるゲノム規模の食後の遺伝子発現を測定すること,発現差のあった遺伝子によって制御される下流の生理学的過程を識別すること,そして,ヨーグルトのような加工された乳製品の摂取後の反応と比較する基準としてこの遺伝子発現パターンを使用することであった。6人の健康な男性に,無作為に,管理された状態で,単盲検,クロスオーバー試験を実施した。一晩絶食した後,牛乳もしくはヨーグルト540グラムを被験者に摂取させた。血液サンプルを摂取前(0時間)と採取後(2時間/4時間/6時間)に採取し,実験の統計的検出力を高める線形速度論的解析を用いて血液細胞のトランスクリプトミクスを解析した。牛乳とヨーグルトの摂取で識別された様々に発現した転写物(それぞれ575,625転写物)は,類似の生物学的過程を変調した。特に,タンパク質の生合成とミトコンドリアの活動に関与する遺伝子は,2時間後に二相性動態でダウンレギュレートし,6時間後でより著しくアップレギュレートした。同じ時間枠の間に,反対する動態が炎症およびアポトーシスの過程に観察された。ヒト血液細胞のトランスクリプトミクスは,牛乳に含まれる特定の栄養素によって特異的に変調されたようであり,その特性は,牛乳が発酵したヨーグルトの場合にさらに変化した。基本的な生物学的過程に関与する遺伝子発現の食後の配置変化は,食後の血液細胞のトランスクリプトミクスが慢性代謝疾患および炎症性疾患の予防や開発に選ばれた食品の栄養効果について洞察を可能にし得ることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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乳製品  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
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