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J-GLOBAL ID：201202217963440851   整理番号：12A0379870

Quercus cerrisのコルクにおける温度誘導の構造および化学変化

Temperature-induced structural and chemical changes in cork from Quercus cerris

著者 (3件)： SEN Ali (Centro de Estudos Florestais, Instituto Superior de Agronomia, Universidade Tecnica de Lisboa, Tapada da Ajuda ...) ,  MIRANDA Isabel (Centro de Estudos Florestais, Instituto Superior de Agronomia, Universidade Tecnica de Lisboa, Tapada da Ajuda ...) ,  PEREIRA Helena (Centro de Estudos Florestais, Instituto Superior de Agronomia, Universidade Tecnica de Lisboa, Tapada da Ajuda ...)
資料名： Industrial Crops and Products  (Industrial Crops and Products)
巻： 37  号： 1  ページ： 508-513  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： W0732A  ISSN： 0926-6690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Quercus cerrisコルクの解剖学的および化学的特性に対する温度の影響を検討した。コルク試料は,150°Cから400°Cの間で定温空気加熱し,質量減少,細胞構造および化学成分を分析した。Q.cerrisコルクの熱分解はQ.suberコルクのそれに類似した。コルクは200°C以下で熱に安定で,その後の分解は,温度および加熱時間に依存し,例えば200°C10minで3%および350°C60分で46%のように質量減少が増加した。200°Cから,細胞は温度と共に拡張し,細胞壁厚さが減少し,ひだが失われた。抽出物はより低温で分解したが,脂肪族の抽出物はより安定している事がわかった。Q.cerrisのスベリンはQ.suberスベリンより熱抵抗性が高く,一方,リグニンは同程度の耐熱性を示した。これらの結果は断熱目的のためのQ.cerris樹皮コルク凝集体の生産に対する研究のための基礎知見を提供する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *コナラ属 ,  *コルク ,  温度依存性 ,  変化 ,  化学反応 ,  生体高分子 ,  リグニン ,  細胞構成体
準シソーラス用語： *Quercus cerris ,  スベリン ,  化学変化 ,  構造変化 ,  細胞構造

分類 (1件)： 木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： Quercus ,  コルク ,  誘導 ,  化学変化