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J-GLOBAL ID:201202217971018042   整理番号:12A0645231

C型肝炎ウイルスのゲノムの保存性3’X領域に対するコアタンパク質のRNAシャペロン活性の解析

Analysis of the RNA chaperoning activity of the hepatitis C virus core protein on the conserved 3′X region of the viral genome
著者 (7件):
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巻: 40  号:ページ: 2540-2553  発行年: 2012年03月30日 
JST資料番号: D0242C  ISSN: 0305-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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C型肝炎ウイルス(HCV)のコアタンパク質は強力なRNAシャペロン活性を持つ構造タンパク質で,HCVの複製において役割を演じていると考えられている。 本研究では,コアのシャペロン活性をさらに明らかにするために,コアのD1ドメインとゲノムの複製に必要な保存性のHCV 3’Xゲノム領域の間の相互作用について検討した。蛍光標識した天然および突然変異したX由来の16-ntのパリンドローム配列(DLS)と27-ntのStem Loop II(SL2)について,リアルタイムのアニーリング速度論をモニターした。コアのD1およびコアの塩基性ドメインから成るペプチドは両アニーリング反応を促進し,ループ-ループ相互作用経路を部分的に切り替えることが示された。コアのD1ペプチドのシャペロン特性は,その塩基性クラスターとオリゴヌクレオチドリン酸基との相互作用により媒介されていることが分かった。以上より,HCVの複製過程におけるコアタンパク質によるRNAの構造変換の調節は,コアタンパク質が異なるRNA構造間の相互変換を促進する能力によることが示唆された。
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分類 (1件):
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ウイルスの生理一般 

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