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J-GLOBAL ID:201202218030143852   整理番号:12A0396017

シリカ上の腐植物質の水収着をその機能の方向性をもったアルコキシシリリル誘導化による制御

Controlling aqueous sorption of humic substances on silica gel by directed alkoxysilyl-derivatization of their functionalities
著者 (7件):
資料名:
巻: 396  ページ: 224-232  発行年: 2012年02月20日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,水酸化表面(例えばシリカゲル)上での腐植物質(HS)の水収着を,その最も多い官能基-ミネラル付着性アルコキシシリル部分の改質割合を増加することによって促進する可能性を探求した。この合成には,無水条件下でHSのカルボキシル基とアミド結合を形成することができる3-アミノプロピルトリメトキシシラン(APTS)で,乾燥腐植物質を処理することが含まれる。この反応は,腐植骨格中のカルボキシル基の異なる改質の程度を達成するために,HSのAPTSに対する6つの異なる比で行った。得られた誘導体を,元素分析,13C NMR分光法,Fourier変換赤外分光法,およびHS構造にアルコキシシリル部分の定量的取込みを確認するサイズ排除クロマトグラフィーを用いてキャラクタライズした。ミネラル表面に対する代替としてシリカゲルを用いて,0.028Mリン酸緩衝液で水吸着を調べた。分布係数と吸着能の両方は,親のHSの骨格中に取り込まれたアルコキシシリル部分の量に匹敵する。等モル反応物の比で合成されたAPTS誘導体に関して,SiO2のgあたりHSが210mgで,吸着能はその最大値に達する。この値はAPTS-処理シリカゲル上に固定化した同じHSの量(SiO2のgあたり265mgのHS)に匹敵する。アルコキシシリル誘導体の吸着は,調べた条件下で不可逆であることが見出された。結論として,アルコキシシリル部分の取込みによるHSの方向づけた改質は,水酸化表面上への水吸着に関する制御性親和力で腐植性誘導体を生産するのに適していると信じる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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物理的手法を用いた吸着の研究 
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