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J-GLOBAL ID:201202218037368400   整理番号:12A0743004

初期の港北ニュータウン計画における農的土地利用の計画意図

The aims of the incorporation of agricultural land use in the primary planning of Kohoku New Town
著者 (4件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 593-596  発行年: 2012年03月30日 
JST資料番号: F0408A  ISSN: 1340-8984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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都市計画の過去の実践において立案された計画を,そこに込められた意図とともに検証することは,将来の計画制度を検討する上で有効である。新たな計画制度の構築に向けた今日的課題のひとつに,都市郊外部における農的土地利用と都市的土地利用との併存をいかに計画するかということがある。そこで,本論文では,横浜市の港北ニュータウンを対象に,都市的土地利用と農的土地利用とが併存する土地利用計画が,いかなる意図のもとで,どのような過程を経て立案されたのかを明らかにすることを目的とした。その結果,港北ニュータウンでは,初期の基本計画原案においてグリーン・マトリックスシステムのもと,農的土地利用と都市的土地利用とが一つの計画主体により理念として一体的計画されたことがわかった。そこでは,農的土地利用が,公園等と同列のオープンスペースとして計画されるとともに,将来的に,貸農園や観光農園等として都市住民の利用に供されることも想定されていた。すなわち,農的土地利用と都市的土地利用との間に,機能的にも空間的にも密接な関係性が意図されていた。
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分類 (2件):
分類
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土地利用一般,地域制  ,  農業一般 
引用文献 (26件):
  • 1)石田頼房(2004):展望と計画のための都市農村計画史研究,南風社, 64pp
  • 2)社会資本整備審議会都市計画・歴史的風土分科会(2009):都市計画部会都市政策の基本的な課題と方向検討小委員会報告,国土交通省ウェブサイト <http://www.mlit.go.jp/common/000043480.pdf>,2009.6.29更新, 2011.9.20参照
  • 3)農専地区は,横浜市独自のゾーニング制度 (要綱による)により指定される農的土地利用で構成される地区である。港北 NT計画時に計画区域の農業対策が求められたことがきっかけとなり制度が創出された。
  • 4)近藤範和・宮城俊作・木下剛・田代順孝(1998):港北ニュータウンの公園緑地整備事業における「マスターデザイン」の役割と有効性:ランドスケープ研究 61(5), 689-694
  • 5)木下剛・宮城俊作(1998):港北ニュータウンのオープンスペース形成過程における公園緑地の位置づけ:ランドスケープ研究 61(5),721-726
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