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J-GLOBAL ID:201202218044337498   整理番号:12A0963193

酸素還元反応に用いる活性鉄をベースにした電気触媒の合成およびアルカリ媒質中のそのユニークな電気化学的応答

Synthesis of active iron-based electrocatalyst for the oxygen reduction reaction and its unique electrochemical response in alkaline medium
著者 (5件):
資料名:
巻: 76  ページ: 430-439  発行年: 2012年08月01日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アルカリ媒質中の酸素還元反応(ORR)に用いる効率的な鉄ベース電気触媒を,鉄テトラスルホフタロシアニン(FeTSPc)で単層カーボンナノチューブ(SWCNT)を修飾して簡便合成した。得られたFeTSPc/SWCNT複合材料のキャラクタリゼーションを,走査電子顕微鏡(SEM),X線光電子スペクトル(XPS),紫外可視吸収スペクトル,Fourier変換赤外分光法(FTIR)およびRamanスペクトルで行ったが,これにより,π-π相互作用を介してFeTSPcを強くSWCNTへ担持できたことが分かった。サイクリックボルタンメトリーおよび回転円盤電極の成績から,FeTSPc/SWCNTで触媒されたORRは,非常に正の開始電位(+0.05V vs Ag/AgCl,3M-KCl),カソード・ピーク電流(-0.10V vs Ag/AgCl,3M-KCl)および大きな速度定数(2.31×10-2cms-1)をもつ直接的な4電子経路を示すことが分かった。更に,FeTSPc/SWCNTは,市販のPt/C触媒(40%)よりも良好な特異性,長期間安定性,メタノールクロスオーバ効果に対する耐性およびCO毒効果に対する抵抗性も示した。また,ORRの接触機構およびFeTSPc/SWCNTにおける活性部位のユニークな電気化学的挙動も明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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電気化学反応  ,  鉄の錯体  ,  窒素複素環化合物一般  ,  その他の触媒  ,  炭素とその化合物 
物質索引 (1件):
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