高いH<sub>2</sub>S/CO<sub>2</sub>分圧下で形成されたパイプライン鋼の腐食被膜の解析

ZHANG Lei; ZHONG Wen; YANG Jianwei; GAO Chunliang; DING Jinhui; LU Minxu

文献

J-GLOBAL ID：201202218066195352 整理番号：12A1569997

高いH₂S/CO₂分圧下で形成されたパイプライン鋼の腐食被膜の解析

Evolution of Corrosion Scale of Pipeline Steel under High H₂S/CO₂ Partial Pressure

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資料名：
巻： 2012 Vol.4 ページ： 2792-2798 発行年： 2012年
JST資料番号： D0794B 資料種別：会議録 (C)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

パイプライン環境下では数種類の硫化鉄からなる腐食被膜が形成され,腐食速度に影響を与えるが,被膜の内質が時間とともに変化するので詳しいことは分かっていない。ここでは,90°Cで1.5MPaのH₂Sと0.2MPaCO₂ガス中でAPI 5L X60の腐食試験を行った。腐食の状況を走査電子顕微鏡およびX線回折装置で調べた。初期には少量のFeSを含んだ正方晶のマッキナワイトが形成され,腐食速度は時間経過とともに減速する。さらに腐食が進行すると,六方晶系のピロータイトが形成されて腐食は定常状態になる。ピロータイトの膜厚は時間の経過とともに大きくなり,被膜中のS量は増大する。

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腐食

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高いH2S/CO2分圧下で形成されたパイプライン鋼の腐食被膜の解析

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