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J-GLOBAL ID:201202218075897491   整理番号:12A1421171

エンバクフォトトロピン1 LOV2ドメインの付加化合物減衰反応における可能性プロトン受容体としての構造水クラスタ

Structural Water Cluster As a Possible Proton Acceptor in the Adduct Decay Reaction of Oat Phototropin 1 LOV2 Domain
著者 (2件):
資料名:
巻: 116  号: 35  ページ: 10609-10616  発行年: 2012年09月06日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エンバクLOV(光酸素電圧)ドメインはフォトトロピンの光知覚モジュール,植物中青色光受容体,三種類の生命ドメインすべてに見いだされる広範な種類のフラボ蛋白質である。試料の紫外可視とFTIRスペクトル測定を可能にする特別設計室を用い,水和を変えたエンバクフォトトロピン1 LOV2の付加化合物減衰速度論を調べる脈絡で,これらの12kDaモジュールがフラビン発色団(FMNまたはFAD)を非共有結合し,保存システインの硫黄原子がフラビンのC(4a)炭素へ付加化合物を形成する光化学活性化を特性化した。付加化合物は数秒で暗状態を再生する律速プロトン移動段階を含む塩基触媒反応で自発破壊する。この光サイクルはC末端セリン/トレオニンキナーゼを活性化する発色団と蛋白質構造変化を含んでいる。先の研究(Biochem.2007,46,7016~7021)は高グリセロール濃度で得た低減水和が低温で達成される水和に類似方式で付加化合物状態を安定化し,付加化合物の一層長い減衰時間を生じることを示した。この動電効果は減衰反応に対して必要構造ゆらぎを妨害する強化蛋白質剛性に帰属する。これらより3500/cm周辺の境界水吸収ピークのデコンボルーションによってLOV蛋白質濃度,付加化合物減衰速度及び種々の境界水集団を得た。付加化合物減衰速度定数の二重と三重水素結合水の濃度依存性は付加化合物減衰が擬一次反応であり,付加化合物と強結合水の両者が反応体であることを示唆した。強結合水クラスタが付加化合物減衰の律速段階でプロトン受容体として機能することを示唆した。
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分類 (2件):
分類
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蛋白質・ペプチド一般  ,  溶液論一般 
物質索引 (1件):
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