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J-GLOBAL ID:201202218089036871   整理番号:12A0189988

Big Blueラットにおけるフランの遺伝毒性

Genotoxicity of furan in Big Blue rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 742  号: 1-2  ページ: 72-78  発行年: 2012年02月18日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フランは癌作用機序(MOA)が不明の多生物種肝臓発癌物質である。フランの主な代謝産物は直接作用する突然変異原である;しかしながら,遺伝毒性がフランへの曝露に起因する腫瘍の重要段階かどうかはわかっていない。この疑問に取り組むために,トランスジェニックBig Blueラットに,癌バイオアッセイで使用されるフランの2種類の濃度(2および8mg/kg),およびより高い2種類の濃度(16および30mg/kg)を胃管栄養法により1週当たり5回,8週間処理した。5回目の投与(1週間の投薬)後24時間経過した後に採取した末梢血サンプルを,正染性の赤血球(NCEs)および網状赤血球(RETs)における微小核(MN)発生頻度,および全赤血球(RBCs)中のPig-a遺伝子突然変異のアッセイのために使用した。8週間の処理スケジュールの最後の服用の24時間後にラットを安楽死させ,それらの組織をNCEおよびRET MNアッセイ,Pig-aRBCアッセイ,Pig-aおよびHprtリンパ球遺伝子突然変異アッセイ,肝臓cIIトランスジーン突然変異アッセイ,そして肝臓Cometアッセイを行なうために使用した。両サンプリング時間に行われたMNアッセイおよび全ての遺伝子突然変異アッセイにおける応答は一様に陰性だった;しかしながら,Cometアッセイは肝臓DNA損傷の誘導に対して陽性だった。Cometアッセイにおける陽性応答が癌バイオアッセイ用量を超えた用量でのみ見られたこと,およびこれら用量の少なくともひとつ(30mg/kg)が肝臓で毒性を生じたことから,本研究の全体としての知見は,フランが癌に対して主として非遺伝毒性のMOAを有しているということに一致している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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動物に対する影響  ,  フラン 
タイトルに関連する用語 (3件):
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