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J-GLOBAL ID：201202218093740893   整理番号：12A1320557

嚢胞性線維症の肺の直接的サンプリングは上気道標本のDNAベースの解析が肺細菌叢を不正確に述べていることを示す

Direct sampling of cystic fibrosis lungs indicates that DNA-based analyses of upper-airway specimens can misrepresent lung microbiota

著者 (9件)： GODDARD Amanda F. (Univ. Washington School of Medicine, WA) ,  GODDARD Amanda F. (Tufts Medical Center, MA) ,  STAUDINGER Benjamin J. (Univ. Washington School of Medicine, WA) ,  DOWD Scot E. (MR DNA(Molecular Res.), TX) ,  JOSHI-DATAR Amruta (Univ. Washington School of Medicine, WA) ,  WOLCOTT Randall D. (Res. and Testing Lab., TX) ,  AITKEN Moira L. (Univ. Washington School of Medicine, WA) ,  FLIGNER Corinne L. (Univ. Washington School of Medicine, WA) ,  SINGH Pradeep K. (Univ. Washington School of Medicine, WA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 34  ページ： 13769-13774  発行年： 2012年08月21日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 移植時の肺から直接得た肺,咽頭および痰標本の培養非依存的に比較解析することで,肺疾患における細菌の評価方法の妥当性,細菌の種類および分布を評価した。肺から直接サンプリングした標本に対する16S rRNA遺伝子を用いた解析から,嚢胞性線維症(CF)患者の肺では,典型的なCF病原菌が比較的均質に存在することが分かった。一方,咽頭および痰標本に対する同様の解析では,肺の直接サンプリングでは検出できなかった典型的なCF病原菌とは異なる様々な細菌が検出された。咽頭の細菌の種類および量は毎日変化し,これに対する抗菌剤投与等の治療の影響は小さかった。咽頭を含む上気道標本に対するDNAベースの測定は,中咽頭のコンタミネーションの影響を受けるため不正確であり,肺細菌叢の解析のためには肺から直接的にサンプリングする必要があると結論付けた。

シソーラス用語： *嚢胞性線維症 ,  肺 ,  ミクロフローラ ,  移植片 ,  *細菌感染 ,  生態学 ,  試料採取 ,  咽頭 ,  上気道 ,  rRNA遺伝子 ,  遺伝子 ,  遺伝学実験技術 ,  解析
準シソーラス用語： 16S rRNA遺伝子 ,  DNA解析 ,  アンプリコン ,  ピロシークエンス法

分類 (3件)： 呼吸器の疾患  (GI03000Z) ,  微生物検査  (GC02030H) ,  微生物の生態  (EG03040J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 嚢胞性線維症 ,  肺 ,  サンプリング ,  上気道 ,  標本 ,  DNA ,  解析 ,  細菌叢