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J-GLOBAL ID:201202218103887324   整理番号:12A0379469

活性過硫酸塩の反応性への塩素を含む塩および炭酸塩の影響

Influence of chloride and carbonates on the reactivity of activated persulfate
著者 (4件):
資料名:
巻: 86  号: 11  ページ: 1092-1097  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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塩素を含む塩および炭酸塩には,ラジカルスカベンジャーと金属錯体形成剤の両方として,酸化反応の経路,反応速度および効率に影響を与える可能性がある。それらには活性過硫酸塩の能力に対し,全体として悪い影響力があると従来から思われている。この研究では,反応性の遊離硫酸基を発生させる異なる三つの活性化手法,すなわち,加熱,アルカリ性および鉄による活性化について,過硫酸塩の反応性への炭酸塩および塩素を含む塩の影響を調べた。モデル標的化合物としてp-ニトロソジメチルアニリンを用いることによって,pHが中性での鉄による活性化はCl-またはHCO3-によって影響を受けないこと,アルカリによる活性化はCl-によって,そしてさらにそれ以上にCO32-によって増進すること,そして,熱による活性化はCl-によって増進して,そしてHCO3-による影響は全くみられないことが実証された。pH2では,鉄によって活性化された過硫酸塩によるパークロロエチレンの分解は,塩素を含む塩による影響をかなり受けた。反応速度は低下したが,全体としての酸化効率は,Cl-が28mmol/lまで影響を受けなかった。塩素を含む塩および炭酸塩の影響は,生成した反応性の塩素,または炭酸塩化学種の直接攻撃によるか,またはより多く遊離硫酸基をもたらす増殖反応の触媒作用によって引き起こされる。これらの結果は,炭酸塩および塩素を含む塩は,活性過硫酸塩を利用するときに重要な役割を果たす可能性があること,そしてスカベンジャーと厳密にみなすべきではないことを示している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境衛生,公害対策一般  ,  土壌汚染  ,  その他の汚染原因物質 

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