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J-GLOBAL ID：201202218145368246   整理番号：12A1515284

食用植物での静菌剤トリクロサンの代謝とその植物取込評価への影響

Metabolization of the Bacteriostatic Agent Triclosan in Edible Plants and its Consequences for Plant Uptake Assessment

著者 (6件)： MACHERIUS Andre (Helmholtz Centre for Environmental Res.-UFZ, Leipzig, DEU) ,  EGGEN Trine (Norwegian Inst. for Agricultural and Environmental Res., Klepp, NOR) ,  LORENZ Wilhelm (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Halle (Saale), DEU) ,  MOEDER Monika (Helmholtz Centre for Environmental Res.-UFZ, Leipzig, DEU) ,  ONDRUSCHKA Jelka (Dresden Univ. Technol., Dresden, DEU) ,  REEMTSMA Thorsten (Helmholtz Centre for Environmental Res.-UFZ, Leipzig, DEU)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 19  ページ： 10797-10804  発行年： 2012年10月02日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 下水スラッジの散布,処理都市下水の灌漑あるいは施肥によって農地に入る残留性汚染物質の作物への取込評価への代謝の影響を評価した。静菌剤トリクロカルバン,トリクロサンとその変換生成物メチルトリクロサンの代謝をニンジンの細胞培養での取込後に調べた。トリクロサンの速い代謝が観察され,8種のフェーズII代謝産物,多糖類,二糖類,マロン酸と硫酸塩との抱合体をLC-MSによって同定した。細胞培養でフェーズI代謝産物はいずれも観察されず,フェノール基が不足するトリクロカルバンとメチルトリクロサンが変化せずに残留していた。これらの結果から,環境汚染物質の植物取込評価で抱合体を無視した場合に植物への取込を過小評価し,植物由来食品による汚染物質へのヒト曝露を正確に評価できないと結論した。

シソーラス用語： リスク評価 ,  *農業殺菌剤 ,  *代謝 ,  *取込 ,  *植物 ,  残留農薬 ,  ニンジン【セリ科】 ,  細胞培養 ,  代謝産物 ,  二次代謝産物 ,  農薬代謝産物 ,  化合物 ,  農薬汚染
準シソーラス用語： *食用植物 ,  抱合体

分類 (2件)： 農薬  (SB05030L) ,  植物に対する影響  (EE05030G)

物質索引 (3件)： トリクロカルバン ,  トリクロサン ,  メチルトリクロサン

タイトルに関連する用語 (7件)： 食用植物 ,  静菌剤 ,  トリクロサン ,  代謝 ,  植物 ,  取込 ,  評価