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J-GLOBAL ID:201202218149423411   整理番号:12A0931416

TiO2顔料の,含水アルミナ/シリカ二重層表面コーティング

Hydrous alumina/silica double-layer surface coating of TiO2 pigment
著者 (13件):
資料名:
巻: 407  ページ: 77-84  発行年: 2012年08月05日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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TiO2顔料の,含水アルミナ/シリカ二重層表面コーティングを,2つの異なる条件下で沈殿法により調製した。モルフォロジー,構造,および表面電気運動挙動それぞれをキャラクタリゼーションするために,ζ電位解析はもとより,高分解能電子顕微鏡(HRTEM),エネルギー分散型スペクトルメーター(EDS),X線光電子スペクトルスコピー(XPS),およびFourier変換赤外スペクトル(FTIR)を用いた。結果から,含水アルミナは,60°C,pH4.0で,シリカコートTiO2粒子の表面上に,コンパクトな層で,連続的にコートされることが分る。含水アルミナ層とシリカ層間に化学的相互作用が存在する。Al-O-Si結合が形成され,アルミノシリケートの薄膜が存在した。60°C,pH8.0で綿毛状の含水アルミナ層が形成された。O1sのXPSスペクトルから,531.2eVのピークは疎性で綿毛のモルフォロジーに関する,AlO(OH)に帰属される。理論計算から,ルチルTiO2の(-111)格子面と結合したSi-O層上のコートされたAl2O3・H2Oは,コートされたAlO(OH)よりも安定であり,それらの間の全エネルギーの差異は約-1.303eVである。即ち,60°C,pH4.0で得られた試料はより安定な熱力学特性を有する。さらに,AlO(OH)上でのH+イオンの吸着はAl2O3・H2O表面よりもより容易に起こるが,これはそれらの間での全エネルギー差異が-0.721eVに低下することによる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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塩基,金属酸化物  ,  顔料 

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