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J-GLOBAL ID:201202218150836134   整理番号:12A0231135

アンチセンスオリゴヌクレオチドは乳酸アシドーシスを伴う遺伝性ミオパシーにおけるスプライス異常を直す

Antisense oligonucleotide corrects splice abnormality in hereditary myopathy with lactic acidosis
著者 (4件):
資料名:
巻: 494  号:ページ: 231-236  発行年: 2012年02月25日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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乳酸アシドーシスを伴う遺伝性ミオパシー(HML)(OMIM #255125)は小児期に軽運動に対する運動不耐性と筋肉痛,乳酸アシドーシス,呼吸困難,動きおよび横紋筋融解を呈し,それらは命に関わることがある。その病気は劣性遺伝し,偽エキソンの残存と早期終止コドンの導入を引き起こす,鉄-硫黄クラスタースキャフォールド,ISCU遺伝子内の深部イントロンの一塩基転移を原因とする。IscU蛋白質欠乏症は好気的エネルギー代謝に関連する酵素を含む,いくつかの鉄-硫黄依存性蛋白質の二次的異状を引き起こす。筆者らは,以前の研究で,スプライス異常が他の組織よりも骨格筋に影響を及ぼし,純粋に筋肉的な表現型につながることを示した。アンチセンスオリゴヌクレオチド(AO)は数多くの疾病モデルにおいてmRNAスプライシングの向きを変えることができた。筆者らは,有害なHML偽エキソンのどちらか一方のスプライス部位を標的とする2′O-メチルホスホロチオアートAOを設計した。培養筋線維芽細胞において受容部位AOは効果的にスプライシングの向きを正常な状態に戻したが,供与部位AOは患者と対照細胞の両方で偽エキソンの抱合を促進した。筆者らの結果は,AO治療はHMLに適用できそうであるが,有害なスプライシング効果を避けるための注意が必要であることを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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遺伝的変異  ,  遺伝子発現  ,  代謝異常・栄養性疾患の治療 
タイトルに関連する用語 (3件):
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