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J-GLOBAL ID：201202218155637474   整理番号：12A1295096

被災市街地における住宅再建の経年変化 ハリケーン・カトリーナ災害におけるニューオリンズ市の住宅再建に関する研究 その2

ANNUAL CHANGE OF HOUSING REBUILDING IN THE DISASTER AREA: A study on housing rebuilding in city of New Orleans after Hurricane Katrina (2005)

著者 (1件)： 近藤民代 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 679  ページ： 2283-2292  発行年： 2012年09月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハリケーン・カトリーナの被災市街地であるニューオリンズ市における住宅再建の経年変化と不動産取引での意思決定の実態について検討した。市内の3地域で被災4年後(2009年9月)と5年後(2010年9月)に現地調査を行った。調査の結果,住宅再建は全体的に停滞気味であるが,地域によって差があり今後もその差が拡大すると推定された。不動産の売却件数の多い地域があり,それらの地域では入れ替わりによって地域生活の変容が予想される。レイクビュー地域では,高齢者が不動産を売却して転出し,若い家族が高級住宅地として転入してきている。ジェントリーウッズ地域では,住宅の放棄,売却によって空地化した住宅地が多く,住環境の悪化が懸念される。ホーリークロス地域では,住宅再建が停滞しており放棄のままの住宅が多い。低所得者層の住宅はこのまま放置される可能性が高い。

シソーラス用語： *ハリケーン ,  *ルイジアナ州 ,  *災害復旧 ,  市街地 ,  *住宅供給 ,  経時変化 ,  *地域差 ,  長期荷重 ,  浸水 ,  生活施設 ,  現地調査 ,  不動産 ,  取引 ,  家族構成 ,  住環境 ,  所得 ,  スラム
準シソーラス用語： *カトリーナ ,  *ニューオリンズ市 ,  低所得者層 ,  貧困地区

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  住宅問題  (RD03020R)

タイトルに関連する用語 (9件)： 被災 ,  市街地 ,  住宅 ,  再建 ,  経年変化 ,  ハリケーン・カトリーナ ,  災害 ,  ニューオリンズ ,  研究