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J-GLOBAL ID:201202218157627069   整理番号:12A1549464

オリゴサッカリン及びPectimorfは高等植物の根伸長を刺激し細胞周期を短縮する

Oligosaccharins and Pectimorf stimulate root elongation and shorten the cell cycle in higher plants
著者 (9件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 211-221  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: D0134C  ISSN: 0167-6903  CODEN: PGRED3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,モデル系,シロイヌナズナ及びタバコ(Nicotiana tabacum) BY-2細胞株を用いて根端分裂組織に根の成長及び発育と細胞周期に及ぼすオリゴサッカリの促進作用を試験することであった。シロイヌナズナは0.1 mg L-1 オリゴキシログルカン (OX), 10 mg L-1 Pectimorf (P) 又は0.5 mg L-1 インドール酪酸 (IBA)を補給した培地で栽培した。主根長,側根原基の数,根端分裂組織(RAM)長さ及び表皮細胞長さを記録した。3つの遺伝子型,即ち野生型及びSchizosaccharomyces pombe (Sp) cdc25又はover-expressing(oe) Arath;WEE1のいずれかを発現するトランスジェニック系統を用いた。全処理が主根伸張を促進したが側根生成を抑制した。リンのみが分裂組織の長さに明らかなプラス効果を示したが,他の全ての遺伝子型×処理の相互作用は短RAMを示した。IBA, OX及びPはSpcdc25の細胞長の増加を誘導したがWEE1 oeでは顕著に減少した。有糸分裂指数はオリゴサッカリン処理根で有意に高く,細胞周期の短縮化を示唆した。この仮説はBY-2細胞系統で試験した。OX及びPは共にG1の短縮によって排他的に細胞周期を短縮したが,有糸分裂細胞の大きさは処理間で一定を維持した。結論として,OX及びPは共に高等植物における成長を刺激し細胞周期を短縮する。そして,それらはWEE1 oe 及びSpcdc25遺伝子型によって示された大型及び小型細胞の表現型を細胞レベルで正常に反転させる。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  細胞分裂・増殖 
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