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J-GLOBAL ID:201202218183047135   整理番号:12A0263386

PEG保護銀ナノ粒子被覆表面の抗血栓と抗菌性質

The antithrombotic and antimicrobial properties of PEG-protected silver nanoparticle coated surfaces
著者 (4件):
資料名:
巻: 33  号: 11  ページ: 3083-3092  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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感染および血栓のような,心血管インプラントと関係した合併症は,抗菌剤および抗血栓剤を用いた器具表面の修飾により低下する。銀ナノ粒子(SNPs)は,その広いスペクトルの抗菌効果に対し,広く受け入れられている。最近の報告は,その抗血小板効果も示している。このため,この研究は,ポリエチレングリコール(PEG)保護SNPsを生体材料に取り込み,二重の性質が得られ,最適濃度の調節により,組織および細胞に対し,その細胞毒性を抑制できる仮説を立てた。これを証明するため,PEG-SNPの詳細な研究を,3種類のレベル:(i)PEG-SNPを血小板懸濁液に加えた場合,血小板活性化,凝集および生化学経路に与える直接阻害効果;(ii)PEG-SNPを取り込んだ生体マトリックスとポリマー足場への血小板接着阻害および(iii)フィブリンマトリックスに固定化したPEG-SNPの非細胞毒性挙動で行った。阻害効果は,血小板凝集測定による血小板機能,活性化曝露およびフローサイトメトリーによるアポトーシスマーカー,マロンジアルデヒド(MDA)推定による生化学経路とウエスタンブロットにより蛋白質燐酸化により示した。PEG-SNPを取り込んだ足場への血小板接着の低下は,走査型電子顕微鏡(SEM)を用い示した。PEG-SNP-フィブリンディスク上で増殖させた,内皮細胞(EC)と平滑筋細胞(SMC)の非毒性挙動は,蛍光顕微鏡により,細胞表現型安定性はリアルタイムポリメラーゼ鎖反応(PCR)により示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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医用素材  ,  血液の基礎医学  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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