抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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再生可能なエネルギー源に基づいた効率的な熱供給システムは,化石燃料に依存しない将来のエネルギーシステムの重要な要素である。最終用途エネルギーの節約と地域暖房の拡大がデンマークの熱供給部門をより持続させるための措置として頻繁に挙げられている。本論文では,地域暖房の拡大と最終用途エネルギーの節約の実装の効果を,既存のローカルエネルギーシステムおよび近い将来のローカル再生可能エネルギーシステムとの関係で評価する。結果は,既存のエネルギーシステムと組み合わせた最終用途エネルギーの節約と地域暖房拡張は,システムの全体的な燃費を向上させることを示している。同様の効果が再生可能なエネルギーシステムでも観察される。関連コストの評価は,地域暖房の供給コストが熱需要削減対策の余分なコストとほぼ同じレベルまたはそれより高いことを示している。そこで,建物の所有者,ユーティリティ,および他地域活動家がそのような社会経済的に実現可能な熱の削減に投資するよう動機づけする方法を議論する必要がある。本稿では,またデンマークの(市町村)のエネルギー計画は,近い将来,より戦略的にアプローチしなければならないことを示している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.