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J-GLOBAL ID：201202218220939483   整理番号：12A0559084

2011年3月の福島第一事故から北アメリカへの核分裂生成同位体の湿性沈着

Wet Deposition of Fission-Product Isotopes to North America from the Fukushima Dai-ichi Incident, March 2011

著者 (5件)： WETHERBEE Gregory A. (U.S. Geological Survey (USGS), Colorado, USA) ,  GAY David A. (Univ. Illinois, Illinois, USA) ,  DEBEY Timothy M. (U.S. Geological Survey (USGS), Colorado, USA) ,  LEHMANN Christopher M.B. (Univ. Illinois, Illinois, USA) ,  NILLES Mark A. (U.S. Geological Survey (USGS), Colorado, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 5  ページ： 2574-2582  発行年： 2012年03月06日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全米大気降下物研究支援計画(NADP)のインフラを使用して,2011年3月の福島第一原子力発電所事故前後における北アメリカでの放射性核種湿式沈着の多くの計測を167か所のNADP測定点で実施した。2011年3月8日から4月5日の期間に,湿性沈着だけのサンプルをNADPにより採取して,全水サンプルおよびろ過固形サンプル中の核分裂生成同位体を,γ線スペクトロメトリーを使用して米国地質調査所で分析した。可変量の¹³¹I,¹³⁴Cs,または¹³⁷Csを,隣接するアメリカおよびアラスカの広範囲に分布するNADP測定点で採取した約21%で計測した。1週~2週の各放射性核種沈着フラックス計算値は,サンプリング期間中0.47~5100ベクレル/m²の範囲であった。湿性沈着活性はアメリカの土壌において既に存在する活性測定値と比べて小さかった。NADPネットワークはこの複雑な災害に応答して,北アメリカおよび欧州の他のネットワークと同等の相補的な科学的に有益な計測を提供した。

シソーラス用語： *湿性沈降 ,  大気質試験 ,  *核分裂生成物 ,  同位体分析 ,  *原子炉事故 ,  *発電所 ,  BWR型原子炉 ,  大気汚染物質 ,  放射性同位体 ,  分光分析 ,  ヨウ素131 ,  セシウム同位体 ,  セシウム137 ,  アメリカ合衆国 ,  アラスカ州 ,  フラックス【流束】 ,  土壌分析 ,  感度 ,  能力 ,  長距離輸送【大気】 ,  放射能汚染 ,  汚染物質 ,  放射性汚染物質
準シソーラス用語： γ線スペクトロメトリー ,  アメリカ本土 ,  セシウム134 ,  検出能力 ,  *湿性沈着 ,  大気降下物 ,  *福島第一原子力発電所 ,  放射能汚染物質

分類 (4件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  大気中の汚染物質の放射化学的分析  (CC06060M) ,  大気大循環,熱帯気象  (DC05060G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 福島 ,  事故 ,  北アメリカ ,  核分裂 ,  同位体 ,  湿性沈着