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J-GLOBAL ID:201202218232403970   整理番号:12A0876948

Au(111)上の有機分子のキラル分割に対する溶媒の影響 水溶性環境にあるAu(111)上でのビフェニルジカルボン酸に関するEC-STM研究

Influence of solvent on the chiral resolution of organic molecules on Au(111): EC-STM study of biphenyl dicarboxylic acid on Au(111) in an aqueous environment
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巻: 606  号: 15-16  ページ: 1340-1344  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0129B  ISSN: 0039-6028  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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有機分子の吸着誘起キラル分割は,立体選択触媒における応用可能性として重要である。0.1M過塩素酸(HClO4)中でのAu(111)上の4,4′ビフェニルジカルボン酸(BPDA)をモデルキラル分子として用い,吸着誘起キラル分割を電気化学的走査トンネル顕微鏡(EC-STM)によって調べた。今回の実験データにより,BPDA分子が,分子サイズの長さスケールで,明確な優先的配向をもつアイランド構造を形成することを示した。これらの分子は,この長さスケールより上でどのような配向秩序を示さず,水溶性環境中ではキラル分割がないことを示唆している。以前,これらの分子は超高真空(UHV)中のAu(111)上でキラル分割があることが見出されていた。基板とBPDA分子の角度依存結合エネルギー,BPDA分子間の分子間相互作用,およびそれらの水分子との相互作用を計算した。計算によって,水溶性環境でのキラル分割がないのは,周辺水分子との水素結合によるBPDA分子の分子間相互作用エネルギーの減少が起源であることを示唆した。BPDA分子間の水素結合の強度は,UHV中の回転運動を通じるキラル分割のエネルギー障壁を克服するには十分であるが,水溶性環境では十分でない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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界面化学一般  ,  反応の立体化学 
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