抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
MARKAL,MESSAGE及びDNE-21などのエネルギーモデルは,エネルギー政策の定式化を支援する最適化ツールである。これらモデルの強みは,経済と環境に関連した数値(定量的)データを処理するために設計された,厳密な数学方程式で構築されたしっかりした理論的基礎にある。それにもかかわらず,また,エネルギー政策問題の完全な考慮は,エネルギーの政治上と社会的な局面の考慮も必要としている。これらの政治上と社会的な問題は,しばしば非数値(定性的)な情報に関連している。コンピュータモデルにおける,これらの局面の評価を可能にするために,エネルギーモデル最適化設計への異なるアプローチが必要であることを仮定した。存在論を使用する意味表現に基づく原型エネルギーモデルが,Javaで実行されたエンジニアリングモデルに統合された。モデルは論理的推論の使用を通して,定量的と定性的の両評価能力を提供している。エネルギー政策目標の意味表現が,(i)次に有利な発電ミックスを求めるために使用される1組の論理質問にエネルギー政策目標を翻訳,(ii)次に提案された発電ミックスを得るために解法される1組の方程式の定式化の支援,に使用された。シナリオケーススタディが開発され,能力を求めるために原型エネルギーモデルで試験された。知識質問が,1組のエネルギー政策目標(例えば,CO
2排出量削減,治水,エネルギー供給セキュリティ)を満足する発電ミックスを求めるために,意味表現においてなされた。そして,質問された結果に基づく最適化された発電ミックスが,カスタム開発された線形計画法最適化モジュールを使用して産み出された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.