抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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5種類の研究が無謀に運転する意思を刺激する肯定的感動の効果を調べた。5種類の全ての中で若手運転者はつぎの肯定的感情の刺激のひとつに曝された:幸福な記憶;感動的映画;緩和させる映画,または人生の意味に関する思考。刺激に続いいて参加者は無謀運転することに関する自分の意欲を報告することを求められた。これらの応答は,神経感情,他の種類の肯定的感情,または否定的感情刺激のいずれかに曝された群のものと比較された。2種類の研究において,参加者はまた2番目の従属変量として,自分の運転様式(危険,心配,怒りやすさ,または慎重)に関して報告することを求められた。特に奮起の形の肯定的な感情が,無謀運転に対するより高い意欲に関係することがわかった。男性は無謀運転のより高い意図について報告する傾向があったが,男性と女性では感動的誘起に対し異なる反応はなかった。最も興味深いことは,緩和的性質の肯定的感動が人生の意味について考えるのと同様に,危険運転に関わる意欲を低減した。議論は,道路交通安全介入において肯定的感動を効果的に用いるための新規の方法を探すことの重要性を強調し,また研究の実用的な意味を検討する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.