グルココルチコイド受容体作用薬のデキサメタゾンがファットヘッドミノーの生殖能力や成長,発生段階に及ぼす影響

LALONE Carlie A.; VILLENEUVE Daniel L.; OLMSTEAD Allen W.; MEDLOCK Elizabeth K.; KAHL Michael D.; JENSEN Kathleen M.; DURHAN Elizabeth J.; MAKYNEN Elizabeth A.; BLANKSMA Chad A.; CAVALLIN Jenna E.; THOMAS Linnea M.; SEIDL Sara M.; SKOLNESS Sarah Y.; WEHMAS Leah C.; JOHNSON Rodney D.; ANKLEY Gerald T.

文献

J-GLOBAL ID：201202218329782835 整理番号：12A0582393

グルココルチコイド受容体作用薬のデキサメタゾンがファットヘッドミノーの生殖能力や成長,発生段階に及ぼす影響

EFFECTS OF A GLUCOCORTICOID RECEPTOR AGONIST, DEXAMETHASONE, ON FATHEAD MINNOW REPRODUCTION, GROWTH, AND DEVELOPMENT

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資料名：
巻： 31 号： 3 ページ： 611-622 発行年： 2012年03月
JST資料番号： A0978B ISSN： 0730-7268 CODEN： ETOCDK 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

デキサメタゾンは人や動物の消炎薬に汎用するが,ステロイドのコルチゾール機能を模倣するグルココルチコイド受容体作用薬である。デキサメタゾンは下水処理施設を経由して天然水系に混入する可能性が高いが,水系内に生息する脊椎動物に及ぼす毒性作用は実測データが限定的である。ファットヘッドミノーを生物指標に利用した曝露試験で生殖毒性を実測し,生殖能力や成長,発生段階に及ぼす影響を評価した。21日の曝露試験で500μg/lのデキサメタゾンはファットヘッドミノーの生殖能力を低減し,雌の血漿に含有するエストラジオール濃度を漸減した。29日の曝露試験で胚発生や稚魚の成長段階を実測し,500μg/lのデキサメタゾンは鰓の奇形率を激増すると実証した。

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その他の汚染原因物質 , 動物に対する影響 , バイオアッセイ

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