文献

J-GLOBAL ID：201202218334973606   整理番号：12A0773393

東日本大震災からの復興と計画行政の役割 東日本大震災後の国土のあり方と復興の課題

著者 (2件)： 城所哲夫 (東大) ,  瀬田史彦 (東大)
資料名： 計画行政  (Planning and Public Management)
巻： 35  号： 2  ページ： 9-12  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： L6939A  ISSN： 0387-2513  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東日本大震災後の国土のあり方と復興の課題について述べた。「国土広域地方研究会」の活動について,第1回会合(4月),第2回会合(11月)の要旨を報告した。中長期的・広域的な復興のビジョンの具体化が求められている。三陸広域復興ビジョンの研究では,「何を復興するのか」という,復興への根本的な問いかけをした。再興されるべきは,三陸地域の生活文化である。「生活文化の再興」を復興の目的と考え,三陸地域の復興原則として,4点を提案した。この復興原則のもとで,自然共生シナリオを提案した。積極的な縮退を進め,自然の再生と生活文化の再生を促して,三陸ライフスタイルをつくりだし,それに共感する人たちを惹きつけ,長期的な再興を目指そうというシナリオである。

シソーラス用語： *ライフスタイル ,  大都市 ,  地方都市 ,  *町づくり ,  防潮堤 ,  放射能汚染 ,  廃棄物 ,  *縮退 ,  大津波
準シソーラス用語： グランドデザイン ,  グローバリゼーション ,  瓦礫 ,  巨大津波 ,  災害廃棄物 ,  地域再生

分類 (1件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

引用文献 (1件)：

• 1)城所哲夫ほか(2011)「東日本大震災後の国土計画のあり方と三陸広域復興ビジョン」(http://www. onishiken.t.u-tokyo.ac.jp/)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東日本大震災 ,  復興 ,  計画 ,  行政 ,  役割