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J-GLOBAL ID:201202218340226073   整理番号:12A0238297

Nicotiana attenuataにおける3つの新規ヒドロキシシンナモイル補酵素A:ポリアミントランスフェラーゼを活性化することでMYB8は誘導性のフェノールアミドの蓄積量を制御する

MYB8 Controls Inducible Phenolamide Levels by Activating Three Novel Hydroxycinnamoyl-Coenzyme A:Polyamine Transferases in Nicotiana attenuata
著者 (7件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 389-407  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くの植物はN-アシル化ポリアミン(フェノールアミド(PA))を生物・非生物ストレス条件に応答して蓄積する。野生のタバコ(Nicotiana attenuata)において,摂食後に蓄積する2つの主要なPA,カフェノイルプトレシンとジカフェノイルスペルミン(DCS)は鍵となる転写因子MYB8によって制御されることが知られている。メタボローム手法を用いて,筆者らはヒドロキシケイ皮酸と2つのポリアミンであるプトレシンとスペルミジンによって構成されるより大きなPAのスペクトルがこの転写因子によって制御されることを示した。さらにMYB8に制御されるいくつかの新規遺伝子のクローニングが行われ,アシル基転移酵素とアノテートされ,その機能が解析された。新規アシル基転移酵素の1つ(AT1)はタバコにおいてカフェオイルプトレシン生合成に重要なヒドロキシシンナモイル補酵素A:プトレシンアシルトランスフェラーゼをコードすることが示された。スペルミジン結合に特異的な他の遺伝子(アシル基転移酵素DH29)はDCS形成の最初にアシル化を仲介する。この酵素はDCS生合成の2番目のアシル化を行うことができないが,モノアシルスペルミジンに作用すると提案されている他のアシル基転移酵素遺伝子CV86が単離され,部分的にその性質が調べられた。摂食応答と関連するシグナルにおけるMYB8の活性化はN. attenuataにおけるジャスモン酸(JA)生合成に関与するLIPOXYGENASE3の活性を必要とする。これらの新たな結果は摂食者からN. attetuataの防御応答におけるJAシグナルの完全な分岐を再構成することを可能にしている。MYB8のAT1とDH29遺伝子の転写制御を介してJAはPA生合成の全体を制御し,N. attetuataが摂食者に対して,化学的に多様な防御壁を形成することを可能にしている。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  植物生理学一般 

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