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J-GLOBAL ID:201202218393168695   整理番号:12A0834801

筋肉細フィラメントでアクチン-トロポミオシン-トロポニンコアドメイン複合体の原子モデルを構築するための三次元FRET分析

A Three-Dimensional FRET Analysis to Construct an Atomic Model of the Actin-Tropomyosin-Troponin Core Domain Complex on a Muscle Thin Filament
著者 (7件):
資料名:
巻: 420  号: 1-2  ページ: 40-55  発行年: 2012年06月29日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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横紋筋収縮の調節機構を理解するためには,細フィラメントの詳細な構造を知ることが必要である。蛍光共鳴エネルギー転移(FRET)は,アクチン-トロポミオシン(Tm)-トロポニン(Tn)コアドメイン複合体の原子模型を構築するために使用した。Tmの167~195部位,及びTnC,TnI及びβ-TnT 25-kDaフラグメントにおける単一システイン変異体を生成し,各々はエネルギードナープローブと結合した。エネルギー受容体プローブは,アクチンGln41,アクチンCys374,あるいはアクチンヌクレオチド結合部位に位置した。これらのドナー-受容体対から,FRET効率をCa2+の存在下と不在下で決定した。F-アクチンへの原子配位,Tm及びTnコアドメインを使用して,各配置での各ドナー-受容体対のFRET効率を計算するために,F-アクチンでのTmやTnコアドメインへのあらゆる配置を探索した。観察されたFRET効率から計算されたFRET効率の偏差の2乗和の最小化によって,Tmセグメント167~195の位置と,Ca2+の存在及び不在下のF-アクチンのTnコアドメインを決定した。Tnコアドメインの大部分はアクチンサブドメインの3と4の近くにあった。TnCの中心ヘリックスは,F-アクチンアクシスにほとんど垂直で,アクチンアウタードメインへTnCのN末端ドメインを方向づけた。I-TアームにおけるC末端領域は,Tm 175~185領域と4-ヘリックス-バンドル構造を形成した。Ca2+放出後,Tnコアドメインはアクチンアウタードメインに移動し,F-アクチンアクシスの中心により接近した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子構造  ,  筋肉 

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