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J-GLOBAL ID:201202218398370735   整理番号:12A1148251

海上での衝突防止のための国際規則にもとづく衝突回避の意思決定を支援する新アプローチ

A novel approach for assistance with anti-collision decision making based on the International Regulations for Preventing Collisions at Sea
著者 (5件):
資料名:
巻: 226  号:ページ: 250-259  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: W1855A  ISSN: 1475-0902  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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国際海事機関IMOの海上衝突防止国際規則COLREGにもとづく衝突回避操作に対して,二船の限界距離と操船性を考慮した手法を提示した。船体周りに船首方向に全長の2倍,船尾方向へ同1倍,両舷側方向へ船幅の2倍に広がる楕円形状の制限範囲の表式を示し,見合い関係2船がIMO規則に従い相互に制限範囲に侵入しない操船アルゴリズムを導出した。操船性をK-Tインデクス・モデルで表して航行軌跡を求めた。船長100m,船幅30m,船速15ノットの自船が保針船または避航船の場合に,通常の見合い状況でIMO規則に従い避航船のみが操船する6通りの計算の結果,制限範囲による本アルゴリズムにより衝突回避できた。さらに二船間距離が相対的に近い緊急状況で両船とも操船する場合について計算した。通常の見合い状況での衝突回避に要する最小距離700~800mに対して,緊急見合いの両方の操船では400mであった。正面対向,斜め後方または斜め前方接近の3ケースについて片方操船と両方操船を評価した結果,制限範囲のアルゴリズムで回避できることを確認できた。併せて最接近距離または時間を用いる従来の方法では衝突回避判断が遅れる危険性を指摘した。
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分類 (1件):
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航海と実務 

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