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J-GLOBAL ID：201202218399693112   整理番号：12A0609322

ナトリウムカルボキシメチルセルロースの置換度決定用の走査電子顕微鏡に基づく新方法

A scanning electron microscope based new method for determining degree of substitution of sodium carboxymethyl cellulose

著者 (2件)： SINGH R.K. (Indian Inst. Petroleum, Uttarakhand, IND) ,  KHATRI O.P. (Indian Inst. Petroleum, Uttarakhand, IND)
資料名： Journal of Microscopy  (Journal of Microscopy)
巻： 246  号： 1  ページ： 43-52  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： B0454B  ISSN： 0022-2720  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究ではナトリウムカルボキシメチルセルロース(Na-CMC)の置換度(DS)決定で,走査電子顕微鏡(SEM)画像のエネルギー分散X線分光分析(EDX)利用を調べた。種々のDSのNa-CMCサンプルを調製しSEM画像を記録しEDX分析を行いNa%とDSの相関を確立し,DS決定のグリーンな新方法として使うモデルを提案した。Na-CMCはセルロース鎖に沿いカルボキシメチル基を導入し得られる水溶性陰イオン高分子で,一般にセルロースのモノクロロ酢酸とのアルカリ触媒反応で合成する。その官能性はセルロース構造のDS(セルロース単量体当り幾つのヒドロキシル基が置換されたか)や,セルロース基盤鎖長に依存する。DSは一般にASTM D1439(遊離酸でNa-CMCの変換を進め,次に再び過剰アルカリを添加しNa-CMCを生成し,最後に標準塩酸(0.3N)で過剰アルカリを滴定する)に従い決定する。標準アルカリ使用体積量でDSを決定する。DSを決定する既存化学法は有害物質利用も含み,あまり便利でなく非常に時間がかかるので,EDXを備えたSEMを利用し,DSを直接決定した。

シソーラス用語： *カルボキシメチルセルロース ,  *ナトリウム化合物 ,  *置換率 ,  *走査電子顕微鏡 ,  *エネルギー分散X線分光分析 ,  *画像 ,  相関 ,  水溶性高分子 ,  機能性高分子 ,  ASTM規格 ,  中和滴定
準シソーラス用語： *カルボキシメチルセルロースナトリウム ,  *置換度 ,  *顕微鏡画像 ,  イオン性高分子

分類 (4件)： 多糖類  (CF10054P) ,  置換反応  (CF02020B) ,  顕微鏡法  (BK01040E) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (3件)： ナトリウムカルボキシメチルセルロース ,  置換度 ,  走査電子顕微鏡