文献

J-GLOBAL ID：201202218413812804   整理番号：12A1717954

金ナノ粒子のくえん酸塩-媒介合成における還元メカニズムの分子モデリング

Molecular Modeling of the Reduction Mechanism in the Citrate-Mediated Synthesis of Gold Nanoparticles

著者 (2件)： OJEA-JIMENEZ Isaac (CSIC, Cerdanyola del Valles, ESP) ,  CAMPANERA Josep M. (Univ. de Barcelona, Barcelona, ESP)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 44  ページ： 23682-23691  発行年： 2012年11月08日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数理論(DFT)計算を用いて,Auナノ粒子の律速段階である,異なるpH媒体でのくえん酸ナトリウムによるテトラクロロ金酸の還元のエネルギー論を研究した。次に,反応溶液のUV-可視吸収分光法の時間的進展のモニタリングおよび最終粒子形態のTEM分析によって,理論的結果をAuナノ粒子形成の実験的なアッセイで補強した。従来の仮説および実験的な証拠が,提案されたメカニズムの消費エネルギーの理論的計算で確認された。3つの異なるpH条件でのメカニズム間での徹底的な比較が明らかにされ,これらのメカニズムにおける違いによって,媒体がより強い酸性であればあるほど,還元速度はより高速であるという結果が確認された。したがって,理論的な傾向が,UV-可視分光法およびTEMによって特性評価された,Auナノ粒子形成の速度論の実験的観察結果と一致した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *モデリング ,  *分子構造 ,  反応速度 ,  密度汎関数法 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  pH依存性 ,  *還元 ,  反応機構 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸塩 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： *金ナノ粒子 ,  *分子モデリング ,  還元速度

分類 (2件)： 無触媒液相反応  (CB06060J) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

物質索引 (1件)： クエン酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (5件)： 金ナノ粒子 ,  くえん酸塩 ,  還元 ,  メカニズム ,  分子モデリング