抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自動車の動力伝達分野における動力伝達装置,手動変速機(M/T),自動変速機(A/T),デュアルクラッチトランスミッション(DCT),無段変速機(CVT),ハイブリッド車の駆動系,四輪駆動装置の動向,動力伝達装置の研究動向等を解説した。燃費を改善するため,トランスミッションのレシオ幅の拡大,伝達効率の向上,アイドリングストップシステムの低コスト化,高機能化等の技術開発が行われている。エンジンを効率よく活用するため,多段化したM/T(6~7速),A/T(6~9速),DCT(7速)や,レシオ幅を大きくしたCVTの採用が促進された。伝達効率では,低回転領域からトルクコンバータをロックアップするシステムや低粘度オイルの採用,オイルの撹拌抵抗低減などの技術がみられた。アイドルストップシステムでは,オイルポンプレスによる低コスト化への取り組みがある。ハイブリッドでは,トランスミッションとエンジンの間にモータとエンジンを切り離すクラッチを設けたシステムが登場した。