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J-GLOBAL ID：201202218474816250   整理番号：12A0952423

配管減肉予測ソフトウェアFALSETの開発

著者 (4件)： 米田公俊 (電力中研) ,  森田良 (電力中研) ,  藤原和俊 (電力中研) ,  稲田文夫 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所原子力技術研究所研究報告  (CRIEPI Report. L (Central Research Institute of Electric Power Industry))
号： L11007  ページ： 27P  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： L2958B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 発電プラントの系統配管の減肉管理に適用できる配管減肉予測ソフトウェアFALSETを開発した。発電プラントの系統配管の減肉現象であるFAC(流れ加速型腐食)とLDI(液滴衝撃エロージョン)に対しては,JSME(日本機械学会)の規格に則り管理されている。この規格の改訂に向けたロードマップでは,現象のメカニズム解明に基づく減肉予測手法の導入が位置づけられている。当所ではFAC/LDIによる詳細な減肉傾向を評価できる予測手法の開発を推進してきたが,今後,この手法を配管減肉管理において簡便に利用できる形態に整備する必要がある。今回報告したFALSETは,FAC/LDI予測手法による最大減肉率の予測,各配管要素に対する減肉率の実測値と予測値を踏まえた余寿命評価などの機能を備えている。FAC/LDI予測手法については実機プラント系統配管の最大減肉率を概ね保守側に予測できることを確認した。

シソーラス用語： *エロージョン腐食 ,  余寿命 ,  *配管 ,  予測 ,  発電所 ,  学協会
準シソーラス用語： *減肉 ,  日本機械学会 ,  発電プラント

分類 (1件)： 工場,発電所,運輸・倉庫建築  (RB05060R)

引用文献 (25件)：

• [1]日本機械学会「発電用設備規格配管減肉管理に関する規格」 (2005)
• [2]日本機械学会「発電用原子力設備規格加圧水型原子力発電所配管減肉管理に関する技術規格」(2006)
• [31日本機械学会「発電用原子力設備規格沸騰水型原子力発電所配管減肉管理に関する技術規格」(2006)
• [4]日本機械学会「発電用火力設備規格火力設備配管減肉管理技術規格」(2006)
• [5]日本機械学会「配管減肉管理改善に向けた基盤技術研究分科会成果報告書」P-SCCII-2(2009)

タイトルに関連する用語 (5件)： 配管 ,  減肉 ,  予測 ,  ソフトウェア ,  開発