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J-GLOBAL ID：201202218533427599   整理番号：12A1717751

ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)に曝露したマウスにおけるバイオマーカを明らかにするiTRAQラベル化定量的プロテオミクス技術を使用した包括的肝臓プロテオーム解析

Global Liver Proteome Analysis Using iTRAQ Labeling Quantitative Proteomic Technology to Reveal Biomarkers in Mice Exposed to Perfluorooctane Sulfonate (PFOS)

著者 (6件)： TAN Feng (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  JIN Yihe (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  LIU Wei (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  QUAN Xie (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  CHEN Jingwen (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  LIANG Zhen (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Dalian, CHN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 21  ページ： 12170-12177  発行年： 2012年11月06日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プロテオーム解析は環境汚染物質に曝露した生物におけるタンパク質発現の変化を検出して,曝露のバイオマーカを見出して毒性作用機構を明らかにすることができる。iTRAQラベル化定量的プロテオミクス技術を適用してペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)を腹腔投与により曝露したマウスにおける肝臓プロテオームの包括的な特性化を行なった。1038種の特徴的なタンパク質を特定して定量化した。71種のタンパク質は対照群と比べて処理群で有意な発現変化を示して,16種のタンパク質は用量依存的変化をした。遺伝子オントロジー分析により,これら種々のタンパク質が脂質代謝,チトクロームP450 モノオキゲナーゼ酵素,グルタチオン S-トランスフェラーゼなどに関連することを示した。長鎖アシル-CoAシンテターゼ,アシル-CoAオキシダーゼ1,2機能酵素,および3-ケトアシル-CoAチオラーゼAなどペルオキシソーム β-酸化を調整する酵素の発現が顕著に増大することを見出した。システインスルフィン酸デカルボキシラーゼ,アルデヒドデヒドロゲナーゼ,およびアポリポタンパク質A-Iなど重要な生物学的機能のタンパク質発現も関連していた。

シソーラス用語： 汚染物質 ,  界面活性剤 ,  解析 ,  *プロテオミクス ,  標識 ,  *試薬 ,  依存性 ,  タンパク質 ,  オントロジー ,  脂質代謝 ,  モノオキシゲナーゼ ,  グルタチオントランスフェラーゼ ,  ペルオキシソーム ,  β酸化 ,  遺伝子発現 ,  カルボキシリアーゼ ,  アルデヒドデヒドロゲナーゼ ,  アポリポタンパク質 ,  アセチルCoAシンテターゼ ,  オキシダーゼ ,  アシルCoA ,  バイオマーカー ,  *マウス ,  肝臓 ,  *腹腔内投与 ,  *脂肪族フッ素化合物 ,  スルホン酸
準シソーラス用語： *iTRAQ試薬 ,  チトクロームP450モノオキシゲナーゼ ,  プロテオーム解析 ,  遺伝子オントロジー ,  環境汚染物質 ,  酵素発現 ,  *定量的プロテオミクス ,  曝露試験【毒性試験】 ,  用量依存性

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R) ,  その他の洗浄剤  (YG02040W)

物質索引 (2件)： システインスルフィン酸 ,  ペルフルオロオクタンスルホン酸

タイトルに関連する用語 (10件)： ペルフルオロオクタンスルホン酸 ,  PFOS ,  曝露 ,  マウス ,  バイオマーカ ,  iTRAQ ,  ラベル ,  定量的プロテオミクス ,  肝臓 ,  プロテオーム解析