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J-GLOBAL ID：201202218544577487   整理番号：12A0086994

分子軌道原理により酸素発生触媒反応のために最適化したペロブスカイト型酸化物

A Perovskite Oxide Optimized for Oxygen Evolution Catalysis from Molecular Orbital Principles

著者 (5件)： SUNTIVICH Jin (Massachusetts Inst. Technol., MA, USA) ,  MAY Kevin J. (Massachusetts Inst. Technol., MA, USA) ,  GASTEIGER Hubert A. (Massachusetts Inst. Technol., MA, USA) ,  GOODENOUGH John B. (Univ. Texas, TX, USA) ,  YANG Shao-Horn (Massachusetts Inst. Technol., MA, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 334  号： 6061  ページ： 1383-1385  発行年： 2011年12月09日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ba_0.5Sr_0.5Co_0.8Fe_0.2O_3-δ(BSCF)が,酸素発生反応(OER)に対して,最先端の酸化イリジウムより1桁大きい触媒活性を示すことが分かった。10以上の遷移金属酸化物の系統的研究により,酸化物の表面の遷移金属カチオンのe_g対称性の3d電子の占有率に,固有のOER活性が火山形の依存性を示すことが分かり,その設計理念に基づきBSCFの高触媒活性を予測した。OER活性のピークは占有率が1に近く,遷移金属-酸素結合の共有結合性が高いe_gにあると予測した。この方法は効率の良い再充電金属-空気電池,再生型燃料電池,他の再充電空気エネルギー貯蔵装置の開発のための二機能性酸化物触媒と電極を製作する有望な方法である。

シソーラス用語： 分子軌道 ,  化学反応 ,  *バリウム化合物 ,  *ストロンチウム化合物 ,  *コバルト化合物 ,  *鉄化合物 ,  *酸化物 ,  不定比化合物 ,  ペロブスカイト型結晶 ,  触媒活性 ,  対称性 ,  占有率 ,  共有結合 ,  二次電池 ,  空気電池 ,  触媒 ,  d軌道 ,  *酸素発生反応 ,  二機能性触媒
準シソーラス用語： 再充電電池

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  触媒の調製  (CB06110P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 分子軌道 ,  原理 ,  酸素発生 ,  触媒反応 ,  最適化 ,  ペロブスカイト ,  酸化物