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J-GLOBAL ID:201202218567198092   整理番号:12A0419417

マツノザイセンチュウBursaphelenchus xylophilusを接種したPinus thunbergiiにおけるアコースティックエミッション検査による木部塞栓と機能障害の監視

Monitoring of xylem embolism and dysfunction by the acoustic emission technique in Pinus thunbergii inoculated with the pine wood nematode Bursaphelenchus xylophilus
著者 (1件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 58-64  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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木部機能障害はマツ萎凋病に感染したPinus thunbergiiにおいて急速に進展する。本稿では,病気発生における塞栓による仮道管の広範な脱水と引き続く木部の乾燥の時期と過程を調べた。超音波アコースティックエミッション(AE)技術を用いて,マツ樹幹木部における塞栓を検出した。病原菌Bursaphelenchus xylophilusを接種したほとんどのP.thunbergii若木において,AE周波数は接種2週目に突然上昇した。高周波数AEは約3日続いた。この時期に収穫した試料により白色空気充填パッチが脱水と機能障害部分を表し,辺材において出現することを明らかにした。夜におけるAE事象は健全樹木における塞栓よりいくらか異なった。仮道管の塞栓頻度はAE周波数の上昇により示され,木部樹液の引張強さの減少が発生した。この仮説は以前の報告データにより支持された。B.xylophilus感染と反応する宿主細胞は木部樹液の表面張力を低下させる化学物質を生成,放出した。AEの2次増加中に,木部乾燥と針葉黄変が進行した。次に,針葉退色が明確になり,AE周波数が4週目に低下するとともに樹木は枯死に近づいた。AEの監視により,最初の生理学的異常が感染の非常に早い時期に起こることを検出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林植物学  ,  線虫による植物被害  ,  音響測定 

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