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J-GLOBAL ID:201202218581704146   整理番号:12A0808205

家禽厩肥施用農業地帯流域の様々な場所での遊離型および結合型エストロゲン濃度

Concentrations of Free and Conjugated Estrogens at Different Landscape Positions in an Agricultural Watershed Receiving Poultry Litter
著者 (4件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 2821-2836  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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農地へのし尿や畜舎ゴミ施用の結果,流出により,動物ホルモンが水環境に流入する。しかし,流域の様々な場所でのこれらホルモンの輸送と濃度についての理解は,限られている。筆者等は,生の家禽厩肥施用からの流入を受けるデラウェア州の海岸平野土壌に位置する農業地帯流域での,天然生成家禽ホルモンの輸送を調べた。本研究の目的は,農業地帯流域の特定の場所で,農業排水中の遊離型および結合型抱合型のエストロゲンの濃度を定量することであった。エストロゲン濃度は表層水,汚水,流域堆積物について定量した。分析されたエストロゲン形態は,エストロン(E1),エストラジオール(E2β,E2α),エストリオール(E3),およびこれらの硫酸塩,および,グルクロニド結合型であった。家禽厩肥施用は,初春(2010年4月)に9Mg ha<sup>-1</sup>で行われた。試料採取は,堆厩肥施用前後の187日間(2010年3月~10月)にわたり,9回の暴風雨時に,表流水,地下流出水,堆積物で行った。流出水は,農地縁辺,高地および低地の川岸,および流れで採取した。試料は,タンデム型質量分析を伴う液体クロマトグラフィー(LC-MS/MS)で分析した。エストロゲン濃度は,試料の大部分で低く(20<ng l<sup>-1</sup>)であり,農地縁辺から川岸ゾーンへと減少した。エストロゲンは,汚水と流域堆積物で検出されなかった。本研究結果をまとめると,土壌への厩肥取込などデラウェア州サイトにおける堆厩肥施用適用は,流出水中のエストロゲン濃度をおそらく低下させ,水圏生態系に対する脅威を抑制することを示唆する。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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その他の汚染原因物質  ,  水質汚濁一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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