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J-GLOBAL ID:201202218584853134   整理番号:12A0582824

圧延スケールの還元に依る海綿鉄紛の製造

Production of sponge iron powder by reduction of rolling mill scale
著者 (4件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 155-162  発行年: 2012年 
JST資料番号: C0314B  ISSN: 0301-9233  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究で開発し提案したミルスケール還元プロセスは従来のプロセスにある最初の予備工程を省略しそして最初のコークス還元に要する時間を2/3短縮し,加えて原料は現在殆ど埋め立て用に投棄されているものなので,かなり大きなコスト節減を期待できる。実験に用いたミルスケールは電炉製鋼工場で発生したもので通常は埋め立て地に送られる。試料は80°Cで24時間乾燥後に化学分析された。還元剤としてさまざまな量のコークスを用いた。試料を先ず通常の混合器で30分間コークスと混合した後,アルゴン雰囲気中で1時間粉砕,1時間休止のサイクルで遊星ミルを用いて高エネルギー機械的粉砕を施した。ミルスケールはその後蓋付き磁器製マッフル炉中で100:50のミルスケール/コークス比の下,大気中雰囲気で1050~1150°Cの範囲のさまざまな温度で反応時間3,6ならびに12時間の間加熱された。試薬級酸化カルシウムをフラックスとして使用した。試料の最終処理は水素ガス雰囲気のオーブン中にて900°Cで0.5時間加熱しその後水素雰囲気中で1時間冷却した。大気雰囲気中の最も効率的な加熱処理は1100°C,3時間及び6時間の反応時間で処理したもので試料中の酸素が最も低かった。本研究で提案した還元プロセスに依って平均粒径157μmでそして高い純度を持つ不規則な形状の海綿鉄紛を得ることが出来る。得られた鉄紛は従来の製鋼プロセスまたは粉末冶金における原料としても使用できる。
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分類 (1件):
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廃棄物処理 
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