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J-GLOBAL ID:201202218658960140   整理番号:12A0138761

脂質分析で評価された酸性鉱山湖堆積物中の有機物質 パート I:脂肪酸

Organic matter in sediments of an acidic mining lake as assessed by lipid analysis. Part I: Fatty acids
著者 (3件):
資料名:
巻: 414  ページ: 614-623  発行年: 2012年01月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酸性鉱山ピット湖(AML)底で採取した様々な深さ(表層堆積物:0~1cm;深部堆積物:4~5cm)の堆積物脂肪酸(FA)パターンを,微生物群集の堆積有機物(SOM)供給源をキャラクタリゼーションするために調べた。研究は,分子レベルで,供給源特異的診断FAバイオマーカーを用いて行った。バイオマーカーベースのアプローチは,海底堆積物研究で広く用いられてきたが,AMLなどの堆積物については適用されていない。表層堆積物における合計FA濃度は,深部堆積物におけるよりも高かった。(497 vs 127μg g-1d.w.)これは,表層堆積物への現地性バイオマスと高等陸上植物の堆積に,同時に,一部は堆積物-水界面でのより高い細菌活性に関連する。両堆積物におけるFA分布は,奇数に対する偶数の強い優勢でキャラクタリゼーションされ,2モードであった。主として現地性(藻類と細菌)SOM生産のnC14-nC18クラスタと,高等植物からの流入に関連したnC22-28があった。表層堆積物におけるFA分布は,推定で,現地性とくらべより高い陸成流入のSOM寄与(67%:33%)を示した。生菌のフィンガープリントは,分岐C15,C17サロゲート,シクロプロパンカルボン酸,3-ヒドロオキシ(OH)酸,通常と異なる二重結合位置を持ったモノ不飽和サロゲートを含む証左FAマーカーを通して得た。グラム陰性菌存在量は,総診断3-OH脂肪酸(37μg g-1対25μg g-1)で明らかなように,表層堆積物でより高かった。両堆積物層の想定される供給源分類群には,Acidithiobacillus ferrooxidansを含む好酸性の鉄-および硫黄酸化細菌が含まれた。両堆積物中の末端分岐C15,C17サロゲートの高い存在量は,硫酸-および鉄-還元菌を示した。メタン資化性菌の証左FAs特性は,両堆積物で事実上欠けていた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地球化学一般  ,  微生物の生態  ,  鉱害 

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