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J-GLOBAL ID:201202218697315732   整理番号:12A1237302

子宮頚部癌病因は一炭素代謝と関連している

Cervical cancer pathogenesis is associated with one-carbon metabolism
著者 (3件):
資料名:
巻: 369  号: 1-2  ページ: 1-7  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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子宮頚部癌はインドの女性において最も一般的な癌であり,これら女性における主な死亡原因である。子宮頚部癌の多くの事例は,ハイリスクタイプのヒトパピローマウイルス(HPV)感染と関連している。異所性DNAメチル化はHPV感染および子宮頚部癌と関連しており,葉酸は一炭素代謝を通じたDNAメチル化と直接関わっていることが報告された。正常から扁平上皮内腫瘍性病変(SIL),子宮頚部癌までの範囲のこれら女性のなかでのビタミンB<sub>12</sub>(コバラミン),ホモシステインおよび葉酸の血清レベルと腫瘍抑制遺伝子CDH1,HIC1およびレチノイン酸受容体β(RARβ)のDNAメチル化を調べることにより頚部発癌の進行における一炭素代謝の重要性を研究することを目的とした。26-70歳の年齢群における正常(n=35),SIL(n=27)および子宮頚部癌患者(n=38)から血液および組織サンプルを集めた。キット(Immulite)を用いて,血清ビタミンB<sub>12</sub>,葉酸およびホモシステインの測定を行った。メチル化特異性PCRを用いて,プロモーターメチル化を調べた。3つの腫瘍抑制遺伝子CDH1,HIC1およびRARβ全てに対するプロモーター過メチル化の頻度は,正常から形成異常,浸潤性子宮頚部癌まで増加傾向を示した(p<0.05)。低い葉酸およびビタミンB<sub>12</sub>状態は,HPV感染と関連していることを観測した。まとめると,今回の知見は,子宮頚部癌およびHPV感染のリスクの調節における葉酸およびビタミンB<sub>12</sub>の役割を示唆した。CDH1,HIC1およびRARβ遺伝子は,子宮頚部癌リスク評価の潜在的バイオマーカーとして用いることができる。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
分類
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女性生殖器と胎児の腫よう  ,  代謝一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  核酸一般  ,  ビタミンB群  ,  遺伝子の構造と化学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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