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J-GLOBAL ID：201202218708778969   整理番号：12A0877443

小麦粉の技術的な特徴へのγ線照射の影響

Gamma radiation influence on technological characteristics of wheat flour

著者 (4件)： TEIXEIRA Christian A.H.M. (Nuclear and Energy Res. Inst. (IPEN-CNEN/SP), Av. Prof. Lineu Prestes, 2242, SP 05508-000, BRA) ,  INAMURA Patricia Y. (Nuclear and Energy Res. Inst. (IPEN-CNEN/SP), Av. Prof. Lineu Prestes, 2242, SP 05508-000, BRA) ,  UEHARA Vanessa B. (Nuclear and Energy Res. Inst. (IPEN-CNEN/SP), Av. Prof. Lineu Prestes, 2242, SP 05508-000, BRA) ,  MASTRO Nelida L.d. (Nuclear and Energy Res. Inst. (IPEN-CNEN/SP), Av. Prof. Lineu Prestes, 2242, SP 05508-000, BRA)
資料名： Radiation Physics and Chemistry  (Radiation Physics and Chemistry)
巻： 81  号： 8  ページ： 1160-1162  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： D0627A  ISSN： 0969-806X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究の目的は,小麦粉(Triticum sativum)とこの粉から作ったパンの技術的な特徴へのγ線照射の影響を求めることである。パンの処方は小麦粉,水,牛乳,塩,砂糖,酵母とバターである。Gammacell220(AECL)で1,3と9kGyで照射した小麦粉のα-アミラーゼ活性を照射後1日,5日および1か月で評価した。照射した粉で作ったパンの変形力,高さと重さを求めた。照射線量が増すにつれて酵素活性が増し,即ちフォーリングナンバ時間が減ったが,その値は397s(0kGy),388s(1kGy),343s(3kGy)と293s(9kGy)であり,一か月間ほとんど一定であった。照射小麦粉で作ったパンは重量が増した。テクスチャ解析は照射粉で作ったパンは最大変形力が増すことを示した。結果は,小麦粉イオン化放射線処理が照射線量に依存して増加した酵素活性をパンに与え,パンの重さと高さ及び変形力を増やしたことを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *小麦粉 ,  *γ線照射 ,  照射線量 ,  *α-アミラーゼ ,  *酵素活性度 ,  高さ ,  重量 ,  *フォーリングナンバー ,  電離放射線 ,  *パン ,  コムギ属 ,  食品テクスチャー
準シソーラス用語： イオン化放射線 ,  Triticum sativum

分類 (1件)： 食品照射  (FJ03050E)

タイトルに関連する用語 (2件)： 小麦粉 ,  γ線