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J-GLOBAL ID：201202218719493036   整理番号：12A1047613

重力誘起アスファルテン組成傾斜を用いた貯留層連絡性とタールマットのモデリング

Modeling Reservoir Connectivity and Tar Mat Using Gravity-Induced Asphaltene Compositional Grading

著者 (3件)： PANUGANTI Sai R. (Rice Univ., Texas, USA) ,  VARGAS Francisco M. (Petroleum Inst., Abu Dhabi, ARE) ,  CHAPMAN Walter G. (Rice Univ., Texas, USA)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 26  号： 5/6  ページ： 2548-2557  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原油アスファルテンの熱力学的挙動を理解することは,貯留層の連絡性理解に役立つ。原油のコンパートメント化は,不浸透層や断層と言った色々な因子で生じ,貯留層連絡性の欠落につながる大きな問題である。特に深海開発に於ける多額の資本投下が,生産活動を始める前の貯留層におけるコンパートメント化の範囲を評価することを必須とした。連続した貯留層の内では流体特性は深さと共に変化し,組成傾斜を持つ。組成傾斜を生む熱力学的平衡を得るにはかなりの流体流が必要である。本稿は擾乱チェーン統計会合流体理論(PC-SAFT)状態方程式(EoS)を利用したアルゴリズムを提示し,均一重力場における等温アスファルテン組成傾斜を処理した。得られた結果を現場データと比較し,貯留層コンパートメント化を評価した。溶液熱力学から得たアスファルテン組成傾斜の近似解析解も提示した。極端なアスファルテン組成傾斜の場合タールマットにつながることを示された。本研究で導入したPC-SAFTアスファルテン組成傾斜をアスファルテンの重力分離によるタールマット形成可能性をモデルするように拡張した。

シソーラス用語： 重力依存性 ,  *アスファルテン ,  分級作用 ,  貯留層特性 ,  連結性 ,  タール ,  マット ,  *モデル ,  *モデリング ,  *流体論 ,  地層 ,  *検証 ,  検層 ,  生産 ,  測定データ
準シソーラス用語： *組成傾斜 ,  *プロセスモデル ,  *統計会合流体理論 ,  炭化水素貯留層 ,  *モデル検証 ,  坑井検層

分類 (3件)： 化合物の化学熱力学(混合系)  (CB02033Z) ,  油層工学  (UA10030G) ,  油田・ガス田開発  (UA02050L)

タイトルに関連する用語 (8件)： 重力 ,  誘起 ,  アスファルテン ,  組成傾斜 ,  貯留層 ,  タール ,  マット ,  モデリング