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J-GLOBAL ID:201202218734080066   整理番号:12A0551343

成体マウスにおいて食餌性シスチン濃度は代謝速度と血糖コントロールに影響する

Dietary cystine level affects metabolic rate and glycaemic control in adult mice
著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 332-340  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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血漿総システイン(tCys)は大規模ヒトコホートにおいて肥満と,強く独立的に関連するが,その関連性に因果関係があるかどうかはわからない。食餌性シスチン(システイン)は齧歯類モデルでは体重増加を増大させる。成体C3H/HeHマウスを低シスチン(LC)又は高シスチン(HC)食に分け,その体組成,代謝速度,代謝表現型を調べた。LCマウスに比較してHCマウスは体重増加が多く(P=.004 12週間の体重増加%),脂肪量,除脂肪量も増加したが,熱量測定によるO<sub>2</sub>消費とCO<sub>2</sub>生成は低下した。HCマウスは腸の脂肪/体重%が30%増加し(P=.003),肝臓トリグリセリドが2倍に増加し(P=.046),肝臓脂質合成因子,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ及びステロール調節因子結合蛋白質1の発現が増加した。基底及びカテコールアミン刺激脂質分解酵素,脂肪トリグリセリドリパーゼ及びホルモン感受性リパーゼの発現はHCマウスの脂肪組織中で阻害された。HCマウスは腹腔耐糖性試験で空腹時グルコースが増加し(7.0vs.4.5mmol/L,P<.001),曲線下面積が大きく(P<.001),肝臓と脂肪組織でのインスリンシグナリングの負の調節因子,蛋白質チロシンホスファターゼ-1Bの発現が増加した。全体的に見て,マウスの高シスチン摂取は肥満と負の代謝表現型を促進したことから,ヒトでの血漿tCysと肥満との正の関連性は因果関係があることが示された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物の代謝と栄養一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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