抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者は切断材の搬送に対して,打痕あるいはキズの発生を抑制するために,従来のシュートやコンベアをピッキングシステム(PS)に置き換える改善を進めている。本稿ではその概要を紹介した。初めに,PSの導入にあたり課題の明確化を図った。市場技術の調査(使用条件:製品の色・照明が一定,ピッキングしやすい形状)を行ない,ロバスト性の高い認識性能,周囲との衝突が発生しないロボット動作および安定した把持が可能なハンドの必要性を抽出した。これらの課題に対する対応策として,ステレオカメラあるいは光切断法による製品計測,シミュレーションによるロボット動作の最適化,安定性の高い電磁式ハンドの適用を行なった。これらから,実用化へのめどを立てた。