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J-GLOBAL ID:201202218825381344   整理番号:12A0340657

ポリアミドナノフィルトレーション膜および逆浸透膜の次亜塩素酸塩による分解

Degradation of Polyamide Nanofiltration and Reverse Osmosis Membranes by Hypochlorite
著者 (4件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 852-859  発行年: 2012年01月17日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリアミド(PA)ナノフィルトレーション膜および逆浸透膜の塩素による分解は塩素耐性膜の開発に必要である。非被覆および被覆した全芳香族(FA)PA膜およびピペラジン(PIP)半芳香族PA膜を次亜塩素酸塩溶液で処理して,X線光電子分光法(XPS)およびフーリエ変換赤外分光法(FTIR)で分析した。XPSにより塩素処理FA PA膜は表面窒素に結合した塩素比が1:1でPIP PA膜では1:6だけであることを示した。非被覆FAおよびPIP膜の表面酸素は,次亜塩素酸塩濃度が増加すると増大して,被覆膜では減少した。塩素消毒によりPA表面のカルボキシル基数が増してアミド結合が加水分解している可能性があった。FTIRにより,アミドIIバンド(1541 cm<sup>-1</sup>)および芳香族アミドピーク(1609 cm<sup>-1</sup>)が塩素処理した被覆および非被覆FA膜で消失することを示して,XPSの結果と一途した。低pH(<6)での塩素処理膜の表面電荷は負になり,アミド窒素が塩素化されることと一致した。塩素消毒曝露条件によって膜の疎水性は増加および減少して,窒素の塩素化および加水分解が競合していることを示唆した。NF90膜(FA PA膜),BW30膜(ポリビニルアルコール被覆FA PA膜),およびNF270膜(PIP PA膜)でも特性変化により透過性など膜性能に影響が認められた。
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分類 (2件):
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膜分離  ,  高分子の分解,劣化 
物質索引 (1件):
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