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J-GLOBAL ID：201202218825799136   整理番号：12A0720277

東北地方太平洋沖地震に伴う八汐ダムの被災状況について

著者 (4件)： 塚田智之 (東京電力 土木・建築技セ) ,  内田善久 (東京電力) ,  渡部浩 (東京電力) ,  山本浩志 (東京電力 土木・建築技セ)
資料名： 大ダム  (Large Dams)
号： 219  ページ： 51-57  発行年： 2012年04月20日 
JST資料番号： S0156A  ISSN： 0011-5347  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北地方太平洋沖地震において東京電力・塩原発電所(純揚水式,最大出力90万kW)の上部調整池である八汐ダム(アスファルト表面遮水壁型フィルダム:堤高90.5m,堤頂長263m)では基盤で最大53galの加速度が観測され,アスファルト表面遮水に左岸66.5m,右岸78.2mの長さのひび割れが生じた。変形(最大4mm)や漏水量の大幅な増加がなかったことから,堤体本体の安定性への影響はないと判断し,エポキシ樹脂パテによるひび割れ補修のみを実施した。

シソーラス用語： 大地震 ,  *フィルダム ,  *震災 ,  加速度 ,  修理 ,  亀裂 ,  *災害調査
準シソーラス用語： 東北地方太平洋沖地震

分類 (2件)： ダム一般  (RC16010D) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (4件)：

• 中村吉男. 耐震を目的としたアスファルト遮水壁材料の開発. ダム工学. 2010, 20, 3
• 中村吉男. アスファルト表面遮水壁型ダムの耐震評価に関する研究. ダム工学. 2010, 20, 4
• 島崎勝. 低温性状改善型アスファルトのアスファルト表面遮水壁型フィルダム改修工事への適用. 土木学会論文集E1 (舖装工学). 2011, 67, 1, 1-9
• 石井清. ICOLD第16回大会日本提出論文 (その1) 課題61R.19蛇尾川上部ダムのアスファルトコンクリートしゃ水壁の設計. 大ダム. 1988, 126

タイトルに関連する用語 (5件)： 東北地方太平洋沖地震 ,  汐 ,  ダム ,  被災 ,  状況